2008年10月15日水曜日

夏の思い出 ~伊豆諸島クルージング~

7/25~7/28に、以前にもお誘い頂いたK先生のヨット『ゼファーマイ』で旧知の皆様と共に横浜ベイサイドマリーナ・センターエリアCバースを7/25深夜24時に出航。
終夜明るい東京湾をまずは観音崎灯台を目指す。

前回の航海は東京湾第3海保の撤去作業中で航路規制があり夜間航海だったため数多くの航路標識や他の船舶に神経を使いましたが、今回の航路は広々として横須賀や千葉の臨海地域の夜景を楽しみながらのナイトクルージングでした。
今回初めて横須賀から参加したY君は夜光虫の幻想的な美しさに感動しておりました。

第4海保とも言われる横須賀市沖の「猿島」(周囲≒1.6km)は、弥生式住居跡、フランス積みレンガのロマネスク様式のトンネル、陸軍の高射砲跡など、東京湾唯一の無人島との事。母の故郷でもあり母の若い頃にはよく泳いで渡っていたらしい。 (定期渡船で≒10分)

猿島沖を過ぎると観音崎灯台、あしか島、その後久里浜の東電火力発電所の灯りを横目に剣崎、城ヶ島を右に見ながら相模湾を横断、航海中にはトローリングでシイラが掛かり暫くファイトして手繰り寄せた所、余りにも大きい(L≒1.0m)ので、そのままリリース。

その後伊豆半島東伊豆町稲取港へ昼過ぎに入港接岸し、まず漁協へ係留の交渉に出かけ漁協及び観光協会の指示でクレーン台船に係留する事になる。
上陸後は遅めの昼食を港近くのレストラン徳造丸にて稲取名物の金目鯛定食を食べる。丁度稲取港では夏休み花火大会と潮風yosakoi コンテストがあり、店は人気店らしく混み合っておりました。
昼食後は港近くの銭湯(温泉)に行き汐を流す。この温泉はかなり昔にタイムスリップしたようで築後100年が経過しているとの事。

係留場所すぐの港湾用地が潮風yosakoi コンテストの会場となっており、静岡県内は元より神奈川、愛知、東京ほか関東一円より28チームが参加しているの事。 まさかここで四国高知のyosakoi踊りに遭遇するとは正しくサプライズ! 昨年行った札幌のyosakoiソーラン踊りに続いてのyosakoi踊りでした。
翌日は5年ぶりの新島へ。
新島では以前行った事がある民宿に投宿しましたが、2日振りに畳で寝れるかと思いきやハイシーズンで満室のため、板の間の部屋にゴザを敷いて寝る事に。
食事の前には伊豆半島から駿河湾・富士山まで遠望できる有名な「まました温泉」の露天風呂で、しばらく寛ぎ汗を流しました。

最終日は利島、大島の西側を航行し三浦半島へアプローチ、夕日を見ながら東京湾へと。 汐の関係か東京湾からは切れ目なくカーゴ・コンテナ船の出船ラッシュ。愛媛・日振島の鮮魚運搬船にも会いました。

陸は低気圧や前線の影響か関東各地で局部的な豪雨や突風で荒れていましたが、海上は終始穏やかな海象での航海でした。

7/31のブログ(写真)もご覧下さい。

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