2008年8月19日火曜日

8月19日「俳句の日」

西宮市で開催された、熱闘! 甲子園と同日の8/16(土)17(日)、俳都松山では第11回松山俳句甲子園が開催されました。 http://www.haikukoushien.com/index.html

決勝戦は前回優勝の東京・開成高校Bチームvs地元愛光高校の対戦となり、白熱した質の高いバトルが繰り拡げられ、24都道府県の予選を勝ち抜いた全33校36チームの中、過去3回優勝経験のある東京・開成高校が大会初の2連覇を成し遂げました。

決勝戦の兼題は「文」。今まではTV等での観戦でしたが、今回は会場でライブ観戦し、高校生達の、たった17音の言葉に正しく涙あり笑いありの 熱闘! 俳句甲子園を肌で感じ、大いに感激・感動しました。

中でも両チーム各4分間のディベートは決勝戦に相応しいディベートの連続でした。各審査員の総評にもありましたが、
「相手を理解しようとするディベートであり攻め方も多彩で拡がりもありそのマナーも素晴らしかった」
「鑑賞力も向上しておりとても爽やか」 「滝に打たれたような感激でした」 等など。

準優勝の愛光高校チームに対しては「荒削りだが人生の中で今しか出来ない高校生らしい句が素晴らしかった」
「正しく小説『坊っちゃん』に登場する個性豊かな人物像とラップする部分もあり彼等の将来が楽しみ」
開成高校チームは、全員1年生とは思えない都会の洗練された若旦那衆のような落ち着きがあり安定していました。
開成高校は正岡子規の出身校です。

この大会会長である郷田明史氏(松山青年会議所理事長)、同実行委員会委員長の岡本治氏(松山JC・OB)両氏とも旧知の方で、大会創設当時より情熱を注がれたお二人です。又お二人とも学生時代はヨット部で心身ともに鍛えられた次代を荷う好青年です。

今後この松山俳句甲子園が更に大きく国際大会までにも発展する事を念じて爽やかな感動に心より感謝申し上げる次第です。お疲れ様でした。

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