2009年3月23日月曜日

東京マラソン

今年3回目を迎えた東京マラソンは2016年東京オリンピックの招致キャンペーンの一環としてお祭りムード満載の首都最大のイベントとなってきました。
(写真は発売初日に購入した東京マラソンTシャツと東京オリンピック招致キャンペーンバッジ
)


東京の名所・ランドマークを巡る沿道28箇所で音楽・ダンス・伝統芸能などでランナーやギャラリーを楽しませる「東京マラソン祭り’09」を開催。
スタートの都庁前では六本木男声合唱団倶楽部の合唱、靖国通り新宿歌舞伎町入口付近では東京6大学応援団と日本バトントワリング協会の合同応援合戦、市ヶ谷防衛省前では陸上自衛隊第1音楽隊などの演奏で元気付け、10kmから中盤にかけては「情熱」を表現する応援、下町に入ると下町らしい伝統芸能の「粋」な応援、30km過ぎではランナーを「鼓舞」する和太鼓やよさこいなど、フィニッシュでは完走者を「祝福」する東京消防庁音楽隊はじめ数々の関連イベントも大いに見ものだった事でしょう。

世界の大都市を標榜するには市民参加によるマラソン開催が必須条件になって来たようで、1897年から開催されている映画「心臓破りの丘」で有名なボストンマラソン、パリの名所を駆け巡るパリマラソン、ニューヨークシティマラソンでは37,000人エントリーで35,000人以上が完走、ロンドンマラソンは4万人のエントリーで50万人以上の観客が沿道で応援、その他ローマ・シドニー・ベルリン・北京・ホノルル等々に多くの日本人市民ランナーもエントリーして楽しんでいるようです。

開催都市においては沿道のインフラ整備や各行政機関のコントロール能力などが問われ又大勢のボランティアのホスピタリティやインフォーメーション等も評価される事でしょう。
これらの大都市では周辺道路が約6時間余りの交通規制や通行止で空気がきれいになりCO2削減に大いに寄与しているとの事です。

当地松山出身でアテネ・北京と2度のマラソンを経験した土佐礼子選手は愛媛マラソンから11年間の選手生活に一旦区切りをつけるラストランを持ち前の粘りを発揮して女子3位で完走し感動を与えました。

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