2009年2月26日木曜日

Departures・おくりびと

早速ミーハー精神を発揮して、第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞、第81回米アカデミー賞〈外国語映画賞〉を受賞した話題の作品「おくりびと」を鑑賞しました。

特に主役の本木雅弘氏はこの秋よりNHKスペシャル大河ドラマ「坂の上の雲」で秋山真之役を演ずる事もあり興味がありました。
彼は「坂の上の雲」の役づくりの為当地松山を幾度か訪れ、秋山兄弟の生い立ちや足跡を尋ねて廻り、事前のリサーチや勉強を納得のいくまでやる方だと聞いておりましたので・・・。 (先にご紹介致しました梅津寺「cafe Moe Moe にもご来店されゆっくりされていたとの事です。2/21のブログ参照)
以前、彼の趣味でもある書道作品を見たことがありますが書にも彼のまじめに取り組む姿勢、性格が表現された素晴らしい作品で驚きました。(書道は8段)

今回の作品も構想に10年以上も費やし昨年9月に公開以来話題を呼び、その評価が今回のサプライズとなりました。

モックンのチェロ奏者や納棺士としての優美で流れるような作法・所作が随所に見られ、又全編に流れる久石譲氏音楽プロデュサー監修のチェロのBGMも心惹かれました。

今回の受賞で葬祭業界はイメージUPになり大きな励みになった事でしょう。
時同じくして個性的なカスタムカーメーカー・光岡自動車も「おくりぐるま」を発表して話題を提供しています。
 
日本特有の葬祭ではありますが、世界にも認められた新たな旅立ちへのセレモニー「おくりびと」として何かと考えさせる作品で緊張感漂う中にも笑いもあり素晴らしい作品と演技でした。

0 件のコメント: